2024/03/20

同じものが好きな人だけの空間というのは、非常に心地が良い。もっと上手くなりたいとか、面白いことをしたいとか、そういう野心みたいなものを覗かせる人だけの空間は空気が良い。自分主導で「なにかやるぞ!」という気持ちはかなり薄い方だと思っているけど、やる気のある人が周りにいると、その人にだけは負けたくないっていう対抗心がふっと湧き上がる、ような気がする。

久しぶりの歌会に参加してきました。去年7月の「屋上と短歌」からおよそ半年。その間に発表したのはネットプリント2つと同人誌1冊のみ。 いい短歌と好きな短歌の違いはどこにあるか、良い短歌とはなにか、自分は目指すのはどこか、いろいろなことを悩みながらの参加になったと思います。


むかし小説のようなものを書いていたときから、日本語は常々リズムだと主張していました。本を読むときに頭の中で声に出す人が多いからこそ、声に出したときのリズムが一番大事だと思っていました。 だからこそ、出詠した短歌もリズムが印象に残ったという感想を頂いたときにとても嬉しかったことが印象的です。自分のこだわりが伝わるというのは、とても良いことですね。